ベイスターズについて書くよ!

スポーツ好きの住人がベイスターズを語るブログ

近年のベイスターズについて

1発目の記事という事で…
明るい話題にしたかったのですが、今年のベイスターズはかなり苦しいスタートとなってしまい現状そのような記事は書けそうにもないので、なぜこのようになってしまったのかその答えを自分なりにつらつらと分析しようかと思います。


私が思うに、問題点は3つ


1、ラミレス前監督の弊害
2、すぐにベテランを切ってしまう体質(精神的支柱、苦境において頼りになる選手が不在)
3、故障が多い(トレーナーの判断は的確であるのか)


まず、ラミレス前監督の弊害についてですが皆さんはラミレス監督について、どう思われますか?
僕も皆さんと同じでよくやってくれたと思っています。ただ、この5年間でチームとして成長していたかと言えば答えはNOだと思います。ラミレス監督は選手のやりくり、つまり将棋やチェスのような決まった数の駒、決まった役割がある中でどのようにしたら勝てるかを考えるのに長けていたと思います。
ただその能力が高いが故に、チームを勝利に導くことはできたがチームとして、または選手個々が成長できなかった理由であったと思います。
そのしわ寄せが今年、特に投手、先発陣に出ていると思います。
ラミレス監督は、投手陣に関しては中継ぎを重要視していたと思います。
先発は5〜6回投げれば良い、あとは計算できる中継ぎで良いと。だから先発は最初から最後まで全力で投げろとそういう方針でした。
それが、中継ぎの酷使にも繋がっていますし、先発陣の成長を阻害していたと思います。
野手陣も守備に関してもシフトを引いたり、バッティングに関してもフリーで打たせていた印象が強いので、細かい野球をできるような選手を作ってこなかったので三浦監督のやりたい野球をやるには時間がかかると思っています。
細かい事をあげればまだまだたくさんあるのですが、前監督の弊害についてはこれくらいにしておきます。



次にフロントの体質についてになるのですが、これはDeNAになってから顕著だと思いますが経験のある選手(ベテラン)の見切りが早いです。
これはおそらく、球団も会社として黒字を目指しているという事が費用対効果というところを考えた上での判断だと思うのですが、数年レギュラー張っていたが、成績が少し下降してきた中堅の選手をコスパが悪い、これであれば若手でカバーできると甘く見積もりすぎだと思います。
今年であれば、梶谷、井納、ロペス、石川あたりが当てはまりますが、彼らが残っていれば状況は違ったと思います。開幕戦で巨人を勝利に導いたのはベテラン亀井の一振りでした。
彼も一年を通して活躍を期待できる選手ではありませんが、苦しい時に頼りになるそういう存在だと思います。そういった選手が今の横浜にはいません。それは非常に大きいと思います。



最後に故障が多いという事。
こればっかりは、仕方ない側面もあると思うのですが、体づくりの部分でストレングスコーチの組んだメニューは十分であったのかという点、そしてアスレティックトレーナーは的確に障害の評価を行い、復帰へ向けてしっかりとメニューを組めていたのか、それは外部の私が分かることではないのですが、的確に怪我を評価できていたのかという点で、去年の坂本が捻挫で離脱した時と今永の怪我で離脱してから手術するまでの期間が空いていることの2つがトレーナーさんに対する不信感があり、大丈夫なのかなと思っています。
まず、去年の坂本は開幕前から状態がよくて、初登板で素晴らしいピッチングをして初勝利をあげるも、6回途中にベースカバーに入った際に足首を捻挫、ただその後のイニングを投げ切って降板したのでそこまで大事には至らないかと思ったら、1軍復帰まで3ヶ月、イースタンで投げるまで2ヶ月ぐらいを要した思います。そして戻ってきてからは、怪我前と投げるボールが違うような印象を受けたのを覚えています。本当に復帰するまでそこまで時間を要する怪我であったのか、リハビリをする過程でのトレーニングは正しくできていたのかを疑問に思います。
そして今永です。彼も肩の怪我をしてしまったのは仕方がなかったのかと思います。ただ、離脱したのが8月の中旬、そして手術に至ったのが10月と手術に踏み切るまでに約2ヶ月、もちろん最後までチームの力になりたいと考えてメスをいれてしまえば今季絶望となってしまう、そういった考えもあったと思います。しかし、去年のセリーグはクライマックスシリーズはなし、怪我をした時点で1位のジャイアンツとは10ゲーム以上差があったことを考えれば、もうすでに来季を見据えるべきであったと思います。選手としてメスを入れるというのはリスクもあることなので躊躇して様々な病院で診てもらって時間がかかってしまったのかもしれないが、あともう少し早く決断していればと思ってしまいます。



色々と書いてきましたが…
最後に、今年ここまで厳しい戦いを強いられているのには様々な要因があるとは思います。けれどもファンとしては現状ある姿を応援するのみです!
ここから這い上がっていけるように今いる選手、スタッフ、そして三浦監督を信じましょう!